モノだらけ

昔から「消しゴムと言えばMONO(モノ)」という方、多いんじゃないでしょうか?

うちの会社にも熱烈な愛好家がいまして。主に製図や設計を担当する部署の上司がそれで、小さいタイプの“モノ消し”を常に箱買いし、ストックしてます。

冒頭の画像が、実際に使っている40個入りの“箱モノ”。

事務リーダーはというと、仕事の中で消しゴムを使う機会はそれほど多くないです。一つの消しゴムを使い切るのにも、いったい何年かかるんだってレベル。

どうしても普段の事務仕事の中では、ボールペンが主体だしなぁ。いまは“消せるボールペン”こと、フリクションボールもあるし。


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現場や部署によっては、筆記用具のメインは今もシャーペン。その上司のように、ヘビースモーカーならぬ“ヘビーイレイサー”も多くいます。そんな中、モノ消しは無くてはならないマストアイテムとして、長いこと活躍しつづけています。

“色彩商標第1号”のモノストライプ

MONOといえば、なんといっても青白黒からなる特徴的なそのデザイン!公式に「モノストライプ」と呼ばれる3色の横縞は、一目見たらそれとわかる強烈な個性です。

ちなみに、北欧・エストニアの国旗にそっくり。

エストニア国旗
エストニア

エストニア国旗とモノストライプでは、白と黒の配置が逆なんですね。

このモノストライプは、2017年3月1日、特許庁から「色彩のみからなる商標」として初めて登録された2つのデザインのうちの1つでもあります。

ちなみに、その時のもう一つは“セブンイレブン”の看板の配色です。

色彩商標

新しい商標の制度が2015年に始まってから2年経って、ようやく認められた初の色彩商標がこの2つというわけで、その登録へのハードルの高さがわかります。

言い換えれば、それだけ世間に広く親しまれているデザインであると、国からお墨付きをもらった国内有数の存在。それがモノなんですね。

トンボから“文字なしモノ消しゴム”が発売

そんなモノ消しゴムを製造・販売するトンボ鉛筆から、主に受験生に向けた新商品が発表されました。

株式会社トンボ鉛筆(本社・東京都北区、社長・小川晃弘)は、青白黒のモノストライプのみの文字なしモノ消しゴムを8月18日に、全国の文房具店と文具コーナーで発売します。

試験会場での所持品や服等に文章や英文字等がプリントされたものを制限する表記が受験上の注意(センター試験)にあることから、文房具選びで苦慮している受験生に対応しました。

商品名は「消しゴムモノPE01文字なし2Pパック」で、メーカー希望小売価格は(2個入り)税込129円(税別120円)です。

文字なしモノ発売

プレスリリース 2017/8/7 文字なし「モノ消しゴム」発売 株式会社トンボ鉛筆

受験生にとっても定番のモノ消しですが、カンニング対策の強化のため、試験会場に持ち込めない事態が続いていたんですね。

自分らの時代は、英字プリントのTシャツ云々が注意されたくらいで、そこまで厳しく取り締まりはなかった気がするけど…時代の流れですかね。

おっさんとはいえ、当時はもう共通一次じゃなくセンター試験だったし、そこまで昔じゃないと思ってるんだけど…まあ、所詮は昭和生まれですから。日々、ジェネレーションギャップとの戦いですわ。

ともかく、ケースに“MONO”の表記がなくても一切支障がなさそうな程、広く認知されているモノ消しです。受験対策のみならず、シンプルなデザインが好きな人には気になる商品じゃないでしょうか。

消しゴムのケースの必要性

ところで、そもそもケース(スリーブ)の表示がアウトなら「ケースを外して使えばいいんじゃ?」と思いませんでした?それ、気を付けないとマズいですよ。

デザイン上の問題を抜きにしても、ケースをつけないで使い続けることはオススメできません。さて、どうしてでしょう?

1.手が汚れてしまう?

新しい消しゴムって粉っぽいですよね。たしかに多少手が汚れますが、使用には支障ありません。

2.消しゴムが汚れやすい?

たしかに本体への汚れも気になりますが、それほど重要ではありません。

3.割れやすくなる?

やわらかいゴムを補強する意味もあるでしょうが、それも重要ではありません。むしろ、ケースの端から損耗しやいため、ケースに切れ込みが入っているくらいです。

・・・・・

では、ケースを外して使用することの一番のリスクは何か?それは、消しゴムの素材がプラスチック(主にポリ塩化ビニル)であることに起因します。

けしごむ

消し”ゴム”とは呼ばれるものの、ほとんどの消しゴムは“プラスチック製”です。

そして、消しゴムの中にはプラスチックを柔らかくするための“可塑剤(かそざい)”と呼ばれる成分が入っています。

そのため、消しゴムを他のプラスチック製品、たとえば筆箱や定規などと一緒に置いておくと、可塑剤の効果でプラスチックが溶け、消しゴムとくっついてしまいます。

子供のころに経験した方もいるかもしれませんが、あれは熱で溶けてしまったわけじゃなく、可塑剤が反応したせいだったんですね。

使用中はケースを外して使っても何ら問題ないですが、保管する時はかならずケースに入れるか、布や皮などの溶けない素材のペンケースにしまった方が無難です。

以上、子供達にドヤ顔で教えてやりたい消しゴムの豆知識でした。

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