社会保険

さっそくですが、賞与支払届の提出はお済みですか?提出期限は賞与の支給日から5日以内です。

標準賞与額の対象となる賞与とは…

賞与、ボーナス、期末手当、繁忙手当、勤勉手当…その名称を問わず、労働者が労働の対償(=対価)として受けるもののうち、7月1日前の1年間を通じ3回以下支給されるもの

なお、年4回以上支給されるものは標準報酬月額の対象となり、算定基礎届の対象となりますので注意が必要です。

チェック項目

平成29年度の賞与支払届の提出について、気になる注意点を一つご案内します。

提出にあたっては、日本年金機構の提供する“届書作成プログラム”を利用することが多いかと思いますが、平成29年度から実施された「被保険者情報データCDのセキュリティ強化」の影響で、スムーズに届書の作成が進まないという報告が多数あがっています。

特に、ターンアラウンドCDからのデータ取り込みにおけるエラーが多発しています。心当たりのある方は、当ブログの記事『【算定基礎届】被保険者情報CDからのデータ取り込みに関するエラーを解決』にて具体的な手順を解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

その他、届書作成プログラムの導入・利用方法については以下の記事が役に立つと思います。よろしければご覧ください。

  1. 【算定基礎届】“届書作成プログラム”の初期設定 事業所番号の調べ方
  2. 【算定基礎届】被保険者情報CDからのデータ取り込みに関するエラーを解決
  3. 【届書作成プログラム】被保険者情報CDデータ復号可能ソフト一覧
  4. 【算定基礎届】電子媒体による提出 ディスクへの書き込み手順を画像で解説

リンク先の記事では主に“算定基礎届”の作成手順に沿って説明していますが、賞与支払届や月額変更届の作成についても基本は同じです。

事務リーダーの賞与事情 人には聞き辛い賞与の疑問

ボーナス

ところで、件の賞与支払届。事務リーダーはというと、今年度はいまだに提出してません。なぜかというと、まだ賞与支給日が到来していないので…

うちの会社の賞与支給は年2回で、原則的に“8月”と“12月”。地域や業種によって支給時期は様々でしょうが、夏の賞与に関しては一般平均よりも遅いですよね。ちなみにうちは主に建設系の仕事に関わっています。

公務員がだいたい6月下旬~7月上旬にかけて支給されるので、それを基準とすると1か月は遅い。逆に言うと、冬の賞与時期には「この間夏の支払届出したばかりのような…?」そんな感覚になります。

年2回支給だとすると、賞与というのは、それまでの半期の業績を元に算定され支給されるもの。労働者側からすると、半年の頑張りに対して受け取る“一時金”ということになりますね。

うちの場合、その理論で行くと、算定期間の長い夏の賞与(12~7月の8か月間)の方が、冬の賞与(8~11月の4か月間)に比べて多くなるような気がしますが、実際には冬(12月)に支給される額の方が5割増し程度多いです。

この当たりの算定基準は、正直よくわかりません。身もフタもない言い方をすれば、社長を筆頭に経営陣のさじ加減ひとつというところですね。

中小企業なんて、多かれ少なかれそんなところだと思います。きちんと評価して賞与を出してくれるだけ、恵まれてる方かなと思ってますけどね。

みなさんの職場ではどうですか?

【鬼】ボーナスから天引きされる健康保険・年金保険料【悪魔】

鬼

ところで…

待ちに待ったボーナスにも関わらず、有無を言わさず健康保険料や年金保険料が控除される(天引きされる)ことについて、疑問に思った事はないですか?

年金保険料の賞与からの天引きについては、結果的には年金の受給額に結びつくという点で、百歩譲って理解できなくもありません。

その欠陥を隠そうともしない“(あえて言い切りますが)破綻した年金制度”の元、はたして我々世代がまとも年金を受け取ることができるのかということは、まったくの別問題としてね…

ただし、健康保険料。お前はどの面下げて天引きされてんの?

控除について疑問に感じる、なんて表現では生ぬるい。

「ボーナスから健康保険料?は??ああ、ボーナスで一括入院…するかい!」

ってな具合に、腑に落ちない思い、ありていに言えば「腹立つ!」と思った経験が、どなたにもあるはず。なにせ、やつらはごっそりと持っていきます。無慈悲としかいいようがありません。

日本警告

実は、かつては賞与からの天引きは優遇されていたんですよ。0ではなかったけれども。いうなれば「ボーナス感満点のボーナス」で、みなホクホクだったわけです。

ただ、その結果どうなっていったか。

毎月の給与額は抑え目に設定して、本来給与として支給されるはずのものを、賞与としてまとめて支給する会社が増えていきました。

給与・賞与の合計の支給額が同じでも、仮に賞与の割合を8割とすれば、社会保険料の対象となる部分は2割程度に抑えられますからね。

ご存知のように、社会保険料は労使の折半で納められていますから、経営者側にとっては、対象額が少なく済ませられればそれに越したことはないというわけです。

そんな状況が続いては、ただでさえ不安定な社会保険・年金原資が枯渇するのは当然の事。制度の改定が行われ、あえなく賞与からも、毎月の給与と同じ料率で社会保険料が天引きされる運びとなりました。

現制度における”賞与”とは「毎月支給されるはずの給与の一部を、年3回以下に分けて、特定の時期にまとめて支給されるもの」と言うことができます。

国「賞与とか手当とか言い換えたところで、分割払いにしただけの給与の一部には変わりないんだから、同じように社会保険料は貰っていくよ(ただし将来的に満足にリターンがあるとは言っていない)。」

サラリーマンは泣きながら働き続けるしかないんですね。はぁ。

せめて、自分の年金・社会保険のことだけでもなんとかしよう

給与からもろもろ天引きされるサラリーマンにとって、社会保険料や年金保険料については「口を開けてみているしかできない」というのが現実。

とはいえ、自分なりにできる対策は少なからずあります!

今からでは遅くはありません。この一冊を読んで「無駄な支払をしていないか?」「逃している支給はないか?」まだの人は、ぜひチェックしてみてください。

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